広義では壁や屋根、床などに開けられた口、又はその部分の総称。選択的に何かを通過、又は遮断・遮へいを意図するもの。狭義にはサッシ・ドアなどを取付けるため躯体の壁面に開けられた口を指し、建具外法寸法よりも大きめとなっている。 |
出力・看板用語集
看板、か行
開口部
風荷重
風が吹くとき構造物が受ける力。風が吹くとき、構造物は空気の流れから風圧力・摩擦力・渦による力を受ける。耐風設計においては、風圧力とその作用による応答も含めて荷重として評価する(87条) |
カッティングシート™
カラー樹脂フィルムの裏面に粘着剤を塗布しているシート。単色フィルム・カラードフィルム。
カッティングシート™と言う呼び名は株式会社中川ケミカルの登録商標だが、マーキングフィルム全般のことを「カッティングシート」と呼ぶことも多い。
今でこそ看板製作と言えばインクジェット出力製作が主流だが、大型インクジェット出力機が誕生する以前はカッティングシートを切り貼りして看板を製作していたことから、その呼び名が定着していると考えられる。
カッティングシート 蛍光色
メーカー:㈱中川ケミカル |
屋内用・短期間屋外 |
耐候性:1~3年 |
光透過:非透過 |
経済的でウィンドーサインやディスプレイ、POPなどに最適。 |
カッティングシート 金銀
メーカー:㈱中川ケミカル |
屋内用・短期間屋外 |
耐候性:1~3年 |
光透過:非透過 |
経済的でウィンドーサインやディスプレイ、POPなどに最適。 |
カッティングシート 透明・乳白
メーカー:㈱中川ケミカル |
屋内用・短期間屋外 |
耐候性:1~3年 |
光透過:透過 |
経済的でウィンドーサインやディスプレイ、POPなどに最適。 |
カッティングシート VSシリーズ
メーカー:㈱中川ケミカル |
屋内用・短期間屋外 |
耐候性:1~3年 |
光透過:完全非透過 |
経済的でウィンドーサインやディスプレイ、POPなどに最適。 |
カッティングシート レギュラータイプ
メーカー:㈱中川ケミカル |
屋内用・短期間屋外 |
耐候性:1~3年 |
光透過:非透過 |
経済的でウィンドーサインやディスプレイ、POPなどに最適。 |
カッティングプロッター
パソコンのデータによりシートの切り出し作業を行う装置。
カッティングマシーン
コンピューターで入力した文字データを取り込み、塩ビ製シートをセットし、データのアウトライン部分通りにカットして切り文字を作る機械。別名カッティングプロッター。ウインドウステッカーや、カーグラフィック製作が可能。
様々なメーカー・種類のカッティングマシーンが存在しますが、当社ではMimaki CG130FX2を使用しています。

角R
四角形の四隅や立方体の角につける丸みのこと。
紙セパレーター
紙のセパレーターの事。粘着シートの剥離紙。離型紙。看板の文字製作に使用するカッティングシートの台紙。
カラートタン
表面を焼き付け塗装処理を施したトタン。
カルプ文字
カルプという材料を用いて製作した、厚みのある文字のこと。カルプとは「カルシウム・プラスチック」のことで、プレオレフィン樹脂に炭酸カルシウムを混ぜて発泡させた素材。
カルプ文字への着色は、文字表面にカラーシートやインクジェットシートを貼って行うことが多い。
素材の特徴として、軽くて切り出し加工がしやすく、屋内・屋外問わず店頭サイン・ファザード看板等に多く使われている。
←カルプ文字例。

カルーセル
一定の領域に複数の画像を配置し、ユーザーのアクションや一定の時間で画像がスライドする手法のことです。デジタルサイネージ等で使われる手法。
看板建築
大正期から昭和初期に建てられた都市内の木造商店建築。正面を一枚の板のように建ち上げて、銅板貼りなどにした2、3階建てのスタイル。江戸時代の町家が総2階になって、その前面を看板のように仕上げたことから、こう俗称される。かつては都市の商店街に軒を連ねていたが、今や看板建築の建つ街並みは戦前の地元商店街の雰囲気を残す貴重な存在となりつつあり、それをわざわざ探しに行く人々も現れはじめた。 |
カールプラグ
硬質壁に木ネジによってサインを取り付けるスクリューアンカーのこと。壁に穴を開けて簡単に使用でき、コンクリート・ブロック・大理石にサインを設置する際使用します。
外観図
外部側より見た図。 |
外構工事
建物などの本工事、主体工事の周囲整備のために行う外回りの工事。本工事に付属して引続き行われる。 |
外寸
「外寸」とは物の一番外面に沿ってその物の大きさ(寸法)を表す寸法。正式には「がいすん」と読みますが、"そとすん"と呼ぶこともあります。例えば電飾看板製作のとき、看板本体の外側に見える部分のサイズのことを指し、「内寸」や「板寸」等他のサイズを表す寸法と明確に区別するために使われます。
ガスケット
サッシにガラスを組み込む時に使用されるガラス保持材。 |
ガス引き
アクリルの切断面をガスバーナーを使って光沢を出すこと。ガス磨き。
ガラスブロック
箱型ガラスを2個合わせて溶着し内部を中空としたブロック。色・型模様は様々で防音性・断熱性に優れており、採光用の壁に用いられる。 |
含水率
材料中に含まれる水分の量を示すもの。木材の場合、内部にまったく水分を含んでいないときの重さの比率で表わし、家具などの場合は、含水率を15%程度にまで下げてから使用する。 |
脚立
自立式のはしご。
キャノピー
出入口の車寄せや商店の店先などの上部に差し掛けられる、雨や日射しを除けるためのテント屋根。 |
京間
関西方面で行われている木造建築の間取りにおける基準寸法の取り方。1間を6尺3寸(中京間)または6尺5寸(本京間)とする柱割りを基準とするものと、畳の寸法を6尺3寸×3尺1寸5分と固定し、畳割りによって柱芯々の寸法が変化するものとがある。京間に対し関東で行われている間取りを「江戸間」あるいは「田舎間」と呼ぶ。 |
鏡面仕上げ
表面仕上げの一種で特にステンレスに多い。順々に細かい粒度の研磨材で研磨した後、さらにバフ研磨したもので、反射率が高い。ステンレスの場合、メーカーによって名称は異なるが、一般に600、700、800番をいい、特に800番は全鏡面ともいわれ研磨目がない。その他は研磨目が若干残り準鏡面ともいわれる。 |
切り詰め
寸法の大きな部材を所定の大きさに再加工すること。 |
くさび
V字形の木の小片で、サッシ、ドアを躯体に取り付ける時、位置ぎめ調節するために枠と躯体との隙間に差し込むもの。 |
区分所有権
1棟の建物が2戸以上の独立した区画に区分される場合、各々の区画を対象とする所有権のこと。建物の区分所有に関する法律により規定されており、対象となる区画の用途としては住居、店舗、事務所、倉庫などがある。 |
クラックスケール
コンクリート、部材のひび割れ等を測定する際に使用する点検道具。
クリアランス
物と物の隙間。
クレセント
引違いや、片引き及び上げ下げサッシ用の締り金物で、一方の障子についているレバーを回転し、掛け金を他方の受けに掛ける形式。サッシの主要金物である。掛け金は引き付けや左右の押し付けができる鎌形状をしている。 |
グラスウール
ガラスを溶融して短繊維をつくり、これを綿状に集合体としたもの。接着剤を混ぜて板、筒、帯状に成形し、断熱性と吸音性に富む断熱吸音材として用いる。 |
グラフィックス用フィルム(長期・短期)
コントロールタックフィルムと同じく、屋外でも使用できるが、耐候性は短期で1年、長期で5年。 |
経済的なのでイベントのような短期間のアピールに適す。 |
屋外短期サイン、展示会、屋内サインなどに使用する。 |
グリ石
岩石を割って小さなかたまりにした石材。基礎工事の際に地盤を固めるために、基礎の下に並べ、十分に突き固めるもの。
グリーン購入
廃棄処分の際の有害性とか、リサイクルのしやすさなどに配慮し、環境に与える悪影響ができるだけ少ない資材を優先的に購入すること。グリーン調達ともいう。1996年2月にグリーン購入に率先して取り組む企業、行政機関、民間団体等によりグリーン購入ネットワークが設定された。 |
K値
熱貫流率ともいい、ある躯体の室内外の温度差を1℃とした場合、1時間の内に躯体1㎡を通過して逃げて行く熱量を、kcal/㎡・h・℃又はW(ワット)/㎡・Kで表す。この値が小さいほど、断熱性に優れている。 |
軽量コンクリート
主に重量軽減の目的で作られた絶乾比重2.0以下のコンクリート。軽石、火山砂利や、石炭ガラなどの軽量骨材を用いたもの。あるいは骨材を用いず、セメントペースト中に発泡を混ぜて多孔質の泡コンクリートとしたものである。単に軽量コンクリートと言えば、軽量骨材を用いたものをいう。一般に軽量のものほど強度は小で、断熱効果は大となる。 |
ケミカルアンカー
取付面にドリル等で穴をあけ、アンカーボルトと一緒に硬化剤等を流し込む方法。
懸垂幕
ターポリン生地、布などで作った縦長の幕。
建築基準法
建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする法律。建築基準法の下に、建築基準法施行令があり、基準法は<法>と施行令は<令>と略記される。基準法と施行令だけでは対処できなくなり、国土交通大臣が出す告示が大きな意味をもっている。建築するには、消防法、都市計画法、水道法・下水道法など他にも多くの法律がからむので、他の法律が大きな意味をもつようになってきているが、建築行為上の基本法である。
現調
現場調査・現状調査・現地調査のこと。
広告塔
明確な定義はないが、タワー型の看板、縦長の箱型の看板、横幅よりも高さの方がかなり高い看板に対して使う言葉。
高所作業車
作業用バスケット(作業床)が2m以上の高さに上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成され、不特定の場所に動力を用いて自走できる機械の事をいう。バケット車ともいう。
交通誘導警備員
公道で作業を行うとき、一般車両や歩行者の安全を確保する目的で配置する警備員のこと。
骨白
不透明で、骨のように固いアクリル板のことをさす。
コーキング
パテ状のボンド。看板と取付面の隙間を埋めたり、そのまま接着に使用したりする。
検電器
電気配線など通電の有無を調べることができる点検道具。電飾看板の設置時などに使用されます。
コンベックス
点検、施工道具の一種。部材の寸法、損傷の大きさなど測定するときに使う。