出力・看板用語集
出力、あ行
単色つまり1色で印刷することを指定時には省略して1Cと表記することもある。Cはcolorの頭文字。 |
2色の場合は2C。プロセスカラーも含めて4色なら4Cと表記する。 |
XPSとは、Microsoft社が開発した、電子文書を記述するためのXMLベースのフォーマット。開発コード名「Metro」と呼ばれていた技術で、Adobe社の推進しているPDFに似た環境非依存の文書フォーマットである。
XPSを利用するとワープロソフトなどで作成した文書を電子的に配布することができ、相手のコンピュータの機種や環境によらず、オリジナルのイメージをかなりの程度正確に再生することができる。XPS形式のファイルは、相手が元の文書ファイルを作成したソフトを持っていなくても、無償配布されているXPS Viewer(再生ソフト)をインストールすれば閲覧したり印刷したりすることができる。
XPSで利用されるタグなどの書式は、Windows Vistaで採用されている画面描画エンジンWPF(Windows Presentation Foundation)の一部であるXAML(Extensible Application Markup Language)の縮小版(サブセット)となっており、Windowsアプリケーションの描画命令などをそのまま利用することができる。
XPSファイルを生成するには、文書を作成したアプリケーションの印刷機能を使って、プリンタに「Microsoft XPS Document Writer」(あるいは、互換のXPS生成エンジン)を指定してプリントすればよい。
XPSは2007年1月にリリースされたWindows VistaおよびMicrosoft Office 2007から採用されている。Microsoft社ではXPSの仕様を公開しており、XPSを利用するアプリケーションが誰でも自由に開発することができる。
印刷ではシアン(Cyan)のことをいい、アイと通常表記される。 |
Cyanの頭文字を取ってCとも記す。 |
赤外線乾燥型インキの略。オフセット印刷において、赤外線の輻射熱などによって |
加工することにより、セット・乾燥時間が短縮されるように開発されたインキ。 |
数量の確認を容易にするために、印刷物の間に挟み込まれた紙。 |
印刷や製本の際に、裏移りなどを防ぐ目的で間に挟む紙。 |
Integreted Color Removalの略。 |
IPP 【 Internet Printing Protocol 】
IPPとは、インターネットなどのTCP/IPネットワークを通じて印刷データの送受信や印刷機器の制御を行うプロトコル。インターネットに関する技術標準を制定するIETFによって、RFC 2565~2569として標準化された。
IPPの大きな特徴として、Webブラウザなどが使うHTTPプロトコルを用いてネットワーク上のプリンタに印刷を指示できるようになっている。インターネットを通じて遠隔地のプリンタにデータを送って印刷することもでき、FAXの代わりのように使える。
ただし、見知らぬ第三者に勝手に使われないよう、IPP対応機器やソフトウェアにはユーザ認証などの制限機構が組み込まれている。相手のプリンタの種類にもよるが、IPPで直接文書を送付する方がFAXよりも安く、簡単に、はるかに優れた画質で印刷ができる。
(1)ウエブ輪転印刷機でカットオフコントロール用のセンサで読み取るための,余白部に印刷されたマーク。(2)シール印刷の場合2回目の見当を合わせる為使う。
針金をΩ(オメガ)状にして綴じる中綴りに一種で、そのままファイルすることが |
できる。 |
外部にデータを送信すること。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
デザイン的に文字を加工したい場合や使いたい文字や記号がPostScriptでの出力に適さないときに、IllustratorやFreeHandなどのPostScript対応のドローソフトで文字の形そのままの線画に置き換えること。アウトライン化された文字は、テキストではなく画像データとして扱われる。 |
「アウトラインをとる」ともいう。 |
フォント(書体データ:文字の形を定義する情報)を、座標で示すいくつかの点とそれを結ぶ輪郭線(アウトライン)で表現したもの。ベクトル・フォントの一種である。拡大・縮小・変形しても文字の形が崩れないという利点を持つので、DTPではアウトラインフォントで出力するのが常識となっている。PostScriptとTrueTypeが代表的。 |
これに対して、文字を点の集合とみなしたのがビットマップフォントで、拡大するとジャギー(ギザギザ)が目立つ。 |
亜鉛版を硝酸で腐食して版面を形成した活版用の刷版。版厚は通常1.0~1.3mmが印刷用。製本の箔押しに用いる凸版は1.5~3.0mmと深めに製版したものを用いる。 |
金と銀とを混ぜた合金、またはそれを表す色のこと。銀を20%程度含むもので青色を帯び、美術品等に使用されることが多い。印刷ではDIC 620の金色を指す。
墨インキに顔料を混合させたもの。墨一色で階調のある絵柄を印刷する場合に用いる。 |
寒色系と暖色系で絵柄に応じて使い分ける。 |
接着部に着色して、種類を判別できるように仕上げた伝票。色糊、色天、青天、背固めともいう。→色糊、色天、背固め |
製版で作成されたフィルムの文字やレイアウトのチェックなどのために、製版フィルム(ポジ)を青写真感光紙に焼き付けたもので、線画部が青くなることからこう呼ばれる。色調を見るためには不向き。 |
グラビア印刷の場合、校正刷りが作りにくいため校正紙の代用とする。 |
同義語:「ブループリント」/「BP」 |
手差しによる簡単な印刷機の多くに採用される排紙装置。 |
印刷ではプロセスインキのマゼンタ(Magenta)のことで、紅(べに)ともいう。 |
アカと通常表記され、「赤字」と間違われるので「赤」とはまず書かない。Magentaの頭文字を取ってMとも書く。 |
一般的な色の赤は「金赤」と呼び、黄Y100%と紅M100%をかけ合わせて再現される。 |
同義語:「M」 |
赤みを帯びた金色のこと。金に銅を25~50%含まれたものを指し、装飾品等に使用されています。 印刷においては、DIC 619の赤みがかった金色をさします。
文字校正の際に、誤字や脱字、欠字などを校正記号をを使って赤い筆記具で示すこと |
から訂正箇所の総称として使われる。転じて文字以外の修正箇所も指す。 |
また、アカジを加えた校正刷りそのものをいう。 |
プロセスインキの紅(あか)を印刷するための版。M版。Magenta。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
刷了のこと。
印刷を終了した版。
印刷物を綴じる方法の一つ。折り丁の背に切れ込みをいれ、接着剤をしみこませて背を固める。糸を使わないもうひとつの方法、無線とじと同じではない。日本で発明され欧米に輸出された技術。
製本の折の段階で折丁の背の部分にスリット状の加工を施したり、点線状の穴をあけ、 |
その部分に接着剤を注入してページを接着させて綴じる方法。 |
無線綴じに比べて接着強度が高い。 |
あすきー / ASCII;American Standard Code for Information Interchange
情報交換用米国標準コードの略。ASCIIは7ビット構成で128種類の制御文字,特殊文字,数字,英大・小文字を表現できる。日本のJISではASCIIにカナを加えている。また,テキスト形式ファイルフォーマットは業界標準となっている。
組立作業一般を指す。 |
封筒に葉書・案内状・挨拶状などをセットして封入する作業など、別々に仕上がった印刷物を組み合わせて一つの製品に仕上げる作業を指す。 |
製版では、分解されたカラーや文字版などを一枚のフィルムに仕上げる「集版作業」のこと。 |
印刷されていない白紙ページが、本の中身の前後に入っているとき、これを「あそび紙」という。本文共紙(同質の紙)がほとんど。中身の体裁を整えるための紙。「見返しの遊び」とは別。 |
本や印刷物の中身の上部「天」の部分を頭という。本文が右開きの場合は折りの切り口の方を天、折りの袋になる部分を「地」または「罫下(けした closed head)」といい、左開き(横組み)の場合は反対に折りの袋部分が天、切り口の方が地となる。小口三方とは、天地小口の仕上げ断ちした部分をいい、この仕上げ断ちされた三方のうち上部の切り口が「天」「頭」である。 |
ページ面付けの際、各ページの上側を向き合わせて組み付けること。
文字・イラスト・写真などの印刷する位置と大きさや形がわかるように、版下や指定紙に入れるもの |
で、実際には印刷しない。りんかくの罫線(アタリ罫)、あるいは絵柄のコピーなどを切り貼りしたもの。 |
写真の位置、平網の伏せ込み範囲、ベタ刷りの境界線など台紙に描かれたケイ線うち、あくまでも製版のための目安として扱い印刷されないもの。 |
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折り本や輪転折りなどの結束時に、汚れを防ぐため上下に当てる損紙。また書籍や事務用品などの完成品を包装して紐で結ぶ時に使う紙。厚いボール・ベニア板・プラスチック板等の板状のもので当て紙にすることもあり、この場合は紙面の汚れを防ぐとともに表紙や紙積みの角に結束紐がくいこんで破損したり紙離れを悪く(紙のくっつき)したりすることのないようにするためである。 |
郵便はがき、封筒などに宛名を印刷する機械で、日付や番号の印刷装置を備えたものもある。宛名以外にも安価、簡便なことから店名の印刷、繰り返し作成する伝票類や社内の連絡文書の印刷などに使われている。日本では謄写印刷方式が一般的。 |
PICT,TIFFなどのビットマップイメージをオートトレースするアプリケーション。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
1985年、Aldus社から発売されたページレイアウトソフト。バージョン6.0J以前、Aldus PageMaker(アルダス・ページメーカー)と言う名称だった。MacintoshのDTPは、このソフトから始まった。バージョン6.0JからHTMLやPDFの書きだしができるようになった。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
フレキソ印刷のこと。初期にアニリン系染料をアルコールに溶かしたインキで印刷したのでアニリン印刷と称した。 |
ドラム型スキャナにおいて,入力側の光量の制御を行う開閉口のこと。原稿を読み取るためのメインアパーチャと,それより大きな口径で,アンシャープ信号を取り出すためのアンシャープアパーチャの二つのアパーチャがあり,倍率,走査シリンダ,絵柄などの条件に応じて口径を調整する。
印刷終了後、ある時間の経過の後でも強い圧力を加えると印刷面に粘着性が残っていることが認められる状態。 |
刷本・折丁が注文または納入すべき数量より多いもの。 |
製版段階で、写真など濃淡のある連続階調の画像を、網ネガまたは網ポジに変換する手法または |
従来までのグラビア(コンベンショナル・グラビア)は凹版の版の深浅で濃淡を表現するだけだが、 |
網グラビアはさらに網点の大小でも濃淡を表現する。 |
校正刷りがオフセットで出せること、調子再現が良いこと、オフセット印刷と原版の互換性があると |
いう利点がある。 |
網グラビア版を製版する方法。この製版方法には,あらかじめ銅面シリンダ上にコーティングで感光層を設け,その上から露光により原板を焼き付けるハードドット法と,カーボンテッシュや銀塩レジストフィルムを用いるソフトドット法があり,ハードドット法ではベタ部にグラビアスクリーンの入った網ポジを,ソフトドット法では連続調ポジや網ポジをそれぞれ原板として用いる。どちらの方法も,露光・現像・腐食等の工程を経てシリンダ版面上にセル(凹点)がつくられる。最近は,銅面シリンダー上に感光層をコーティングして,レーザー光により画像データを焼き付けるレザー焼付けが多く使用されている。
ドットともいい、色の濃淡を再現するための極めて小さな点のこと。オフセット印刷では一旦、カラー分解と呼ばれる作業で、墨B・藍C・紅M・黄Yの4色に分解され、これにスクリーンを用いて網点を作り、階調の再現を網点面積の大小で表現する。 |
1インチ幅に網点が何列あるか、網点の大きさ、細かさは線数という単位で決まっている。 |
一定の濃度を表す網部分を平アミという。ベタ印刷以外を「アミがけする」などという。 |
同義語:「ドット」 |
類義語:「スクリーン線数」 |
写真などの連続階調を、印刷で網階調により表現されること。
階調再現に用いる網点の形状。ラウンドドット、スクエアードット、チェーンドットなど多くの種類がある。
ハーフトーンにおいて、網点面積が単位面積に占める割合。
製版段階で、階調原稿(グラデーション)を再現するために、原稿を分解しスキャナなどを |
用いて原稿を網点に変換する作業。スクリーニングのこと。網掛けともいう。 |
写真やイラストなどを網点に分解して形成されたネガ。 |
網点による階調を持った印刷板・フィルム原版の総称。
原稿・版下・フィルム原板などの指定箇所に網点などの模様を入れること。
文字、罫線、図版などを一定の濃さの網点(平網)にしたり、グラデーションにしたりすること。 |
従来の印刷行程では、平網やグラデーションを確認する事は色校正の段階まで待たなければなら |
ないが、DTPではデスクトップ上で指定した網の濃淡はコンピュータで計算され、 |
PostScript対応の出力機(プリンタやイメージセッタ)に付属しているRIPで網点に変換されるので、 |
最初から網を入れた状態で作成することが出来るため、初校の段階でも網のかかったものが見られる。 |
連続階調の画像を網点の画像に変換するために用いる、一様なパターンをもったフィルムまたはガラス板。
インキ成分中の石油系溶剤成分を0%にし、大気中に放出されるVOC(発揮性有機化合物)の成分が少ないため、環境に優しい。 |
主に枚葉オフセットインキとして実用化され、まだ総インキ使用量の0.6%程度にすぎないが増えてきている。 |
スキャナで画像の濃淡の差を強調するために行う,シャープネス処理の手法の一つ。カメラ製版のぼけマスクと同様の効果がある。スキャナ(入力)は,原稿を読み取るメインアパーチャよりも大きなアンシャープ用アパーチャによりアンシャープ信号を取り出す。原理は,暗から明に濃淡が変化する画像があり,図のようにスキャナが走査する場合,はじめにアンシャープ用アパーチャによりアンシャープ信号が濃淡の変化を受けて,信号が変化する。その後メインアパーチャも濃淡変化によりメイン信号が変化する。濃淡差の部分を越え,メイン信号が一定になっても,アンシャープ信号は変化を続ける。この走査により取り出した,メイン信号からアンシャープ信号を差し引いたアンシャープマスキング信号と,メイン信号を加えると,輪郭が強調された信号が取り出せる。
紙幣や有価証券などの改ざん、偽造防止を目的とする紙。 |
凸版印刷におけるムラ取りの一方法。インキが版面に均一に盛られていても,紙面への転移はさまざまな原因によって不均一となってしまう。そこでインキの着きを均一にするために,版の台金や台下の裏に紙を貼って部分的に細かくムラを取ること。
スキャナの読込みなどの画像のサンプリング時に生ずるエッジ部分のギザギザをなめらかに見せる技術。一般的にはピクセル間を中間色で補正する。
図形や曲線のギザギザを、滑らかに見せる機能。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
図形や曲線のギザギザを、滑らかに見せる機能。
平仮名、片仮名の書体名の一で、明朝体を太くし、筆の感じを残したような書体。 |
漢字のゴシック体との相性が良く、組み合わせての使用が多い。 |
太めの糸で固く織って着色した布クロス。丈夫だが箔押しに多少の難点はある。箔押し金版(凸版)の字面を深めに彫ることによって、マージナルゾーンに余分な箔付きを避ける。 |
印刷用紙の一種で、上・中質紙の片面又は両面にコート剤(白土主体)を塗布、表面が均一になるように高圧を加えて滑らかに処理した紙。 |
白色で表面が滑らかになるため、写真や絵画などの網版印刷の用紙として最適で、口絵や高級印刷物によく使われる。 |
上質紙に塗工したものを特に「特アート」と呼び、両面に塗工したものを「両アート」、片面のみのものを「片アート」と呼ぶ。 |
類義語:「コート紙」 |
ベースとなる紙に上質紙を使用し、コート剤の塗工量が20g/m2前後の厚みを持つ加工紙で、印刷仕上がりの良さを求められる美術全集やカタログ、ポスター、写真集等の高級カラー印刷に用いられる。光沢度を最小限におさえた「つや消しアート」もある。(日本印刷出版株式会社「印刷用語辞典」より)
3M™スコッチカル™グラフィックフィルム。インクジェットプリンタで作画可能な屋内外サイン用途等のインクジェット作画媒体です。主に長期用の電飾・内照式サインに使われ、IJ4114,IJ4115,IJ4116N,IJ4117Nといったラミネートフィルムと組み合わせることにより、約5年(※)の耐久性・対候性を有します。
素材:塩化ビニル
※メーカーの保証年数ではありません。
Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の光の3原色のこと。 |
光の色はこの3色の光の混合で作られ、3つの色を100%ずつ重ね合わせると白色になる。これを加法混色という。 |
コンピュータのモニタやテレビ画面は、この3色の掛け合わせで色調を表現している。 |
プロセス印刷の基本色であるイエローインキを刷るための原板または印刷版。
校正作業を進行している中で使う言葉で、一旦修正指示を出したものに対して修正を取りやめ、修正指示前の状態にする事を指す。校正原稿・シートに赤字等で「イキ」と書きます。
校正記号の一つで、「訂正の指示を取り消して元のままにする」の意。誤って訂正した場合に用いる。 |
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標準的な字体以外の漢字字体や仮名字体を言う。常用漢字で制定された新字(略字)と旧字体のような関係を言う。古文においては非常に複雑であり、解読には字体・書体・書風などを調べつくした「十三体千字文」などの字書が必要である。略字・俗字といわれるものも文字学的には、異体字になる。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
本の表紙の芯などに使う厚い紙のこと。あるいは背紙、中身の背貼り紙、本のケース(箔)、包装用の大箔などに用いられる材料紙の総称。 |
また他に、100枚を一連とする用紙を「板紙」と呼ぶ。 |
欧文書体の中で、右斜めに傾けてデザインされた書体。 |
印刷関係で一般に言われている言葉でシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)等の原色のこと。 |
製本開始前に表紙、本文、見返し、扉など、一冊の本を構成する部品を取り揃えること。これにより作業指示書との照合を行い、 |
丁合い順序などの間違いを事前に防ぐことができる。 |
製本用具の一種で、表紙のみぞの焼付けなどに使用されるこて。 |
丁合された折丁を一折ごとに糸で綴じ合わせて製本する方式。「手綴じ」と「糸かがり機」による機械とじの2種類ある。 |
同義語:「糸綴じ」 |
製本において、折り丁を互いに連合させる「とじ」といわれる作業の一種。 |
糸を使って縫うように綴じるもので、強度が強く、のどの部分が完全に開くため単行本や写真集などに使われる。手とじと機械とじがあるが、現在は機械とじがほとんどである。 |
ノートなどの、糸を使って綴じる方法の一種。1冊の見開きの中央をミシン掛けして綴じる。 |
フロッピーディスクやハードディスクを使い始める前に、必要な情報を書き込む作業。物理フォーマットを行ったディスクに対して、ディスク領域の使用状態を管理するテーブルや、階層構造を表すディレクトリ部分を用意する。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
イエロー、マゼンタ、シアンの3色で印刷物の色を表現すること。 |
紙面上の文字・絵・写真などをデジタル情報として取り込む装置。一般的に「スキャナ」というときはこのイメージスキャナを指す。 |
取り込んだものは画像データとして画像ソフトで加工し、レイアウトソフトのドキュメントに取り込むことができる。 |
読み取り素子として、CCDが良く使われる。 |
ページ記述言語で記述されたデータや、コンピューターで印刷用に処理した文字やイラスト、写真などの画像データを、直接フィルムや印画紙などに出力するための装置。 |
ダイレクト刷版が可能なイメージセッタもある。 |
電子写真方式において、感光体上に電気的に潜像を形成することを指す。主に半導体レーザーによるものとLEDアレイによるものがある。当初は速度、解像度とも半導体レーザーが有効とされていたが、近年ではLEDアレイが用いられることが多い。
印刷可能領域のこと。通常は最大用紙サイズより3mm~5mm内側になっている。
アドビ システムズ社のドロー系グラフィックソフト。正式にはAdobe Illustrator。 |
ドローソフトでは画面に表示される図形や文字は全て数値化されているため、解像度に左右されることなく拡大、縮小、変形が行える。 |
DTP標準ツール。 |
原稿に対して余分な色がかかっている状態を言う。「色カブリ」より程度は軽い。 |
簡単に言うと【色の数】。その制作物が黒のみなら一色、黒と赤が使われているなら二色となる。
また印刷業界では1/0,1/1,4/0,4/1,4/4,で表現される。
・【1/0】いちぜろ・・・片面1色印刷の事:モノクロ(墨、K)1色などと呼ばれる
・【1/1】いちいち・・・両面1色印刷の事:モノクロ(墨、K)1色などと呼ばれる
・【4/0】よんぜろ・・・片面4色印刷の事:カラー4色などと呼ばれる
・【4/1】よんいち・・・表面4色印刷/裏面1色印刷の事:カラー4色などと呼ばれる
・【4/4】よんよん・・・両面4色印刷の事:カラー4色などと呼ばれる
カラー印刷で、指定通りの色にならず、C、M、Yのいずれかの色が強く出てしまっていること。 |
カラー写真原稿などで、不必要な色カブリがあり、校正時に補正するように指定された場合は、強すぎる色のアミ点を小さくするか、ほかの色を強めるなどをしてバランスをとることになる。 |
表現される、もしくは再現される色の範囲を数値化するための単位系。出力デバイス(プリンタやモニタなど色を表現するデバイス全て)に依存することなく表現されるので、RGBやLabなどが一般的に用いられ、3つの値を用いて3次元空間で表される。
文字通り印刷における「色確認」カラー原稿を印刷する際、指定した色合いに仕上がっているかどうかをチェックするために、少部数だけ試し刷りするもの。 カラープリンタで使うインクと印刷用のインクは異なるため、プリンタ出力の色合いと、実際の印刷物の色合いが若干変わってしまうことは避けられません。 パソコンの画面だけ見て「色はOK!」なんて思っていると「出来上がったものが全く違う色調になっていた」なんてことになりかねません。
2つの色がどのくらい異なるかを数値で表したもの。一般には2つの色をLab色空間にプロットし、3次元空間の中でどのくらい距離が離れているかを計算して求める。
目視にて色の違いを見分けるのとは若干異なるが、色差が3未満であれば隣接比較(2つのカラーパッチを並べて比較すること)で目視でも同じ色と識別され、色差6未満であれば、離間比較(2つのカラーパッチを話して比較すること)で目視でも同じ色を識別されると言われている。
出力デバイスが表現できる色を色空間内にマッピングし、その再現範囲の大きさを表現した図を指す。色空間は3次元空間として表現されるため、それを2次元に投影して面積を比較することが多い。面積が大きいほど多くの色を再現することが可能であると言えるが、各デバイスには印刷方式や使用する色材などにより特徴があり、ある色の方向は良く再現されるが、他の色の方向の再現範囲は狭いなどの傾向を読み取ることができる。
カラー印刷において文字、図版などの色を指定すること。 |
C、M、Y、Kなどのプロセスインキ(印刷所の指定する基準色)の濃度(%)で指定する場合と、色見本を添付するか特色見本のナンバーをつけて指定する方法がある。 |
色の再現において、印刷インキの分光特性などによる欠陥を修正すること。 |
製紙段階で着色した上質紙のこと。 |
単色刷りでこの紙を使えば2色印刷をしたような効果を得られる。 |
しかし、仕上がりが予想しずらいのが難点。 |
略して「色上」と表記することもある。 |
染料で着色した上質紙。略して「色上」とも言う。淡クリーム書籍用紙は含まない。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
さまざまな色のもとになる3色。黄=イエロー(Y)、赤=マゼンタ(M)、青=シアン(C)。3色あわせると黒になる。 |
色の三原色は光の三原色とは補色関係にある。CMYを混ぜて色を表現することを減色混合という。 |
反対語:「光の三原色」/「加色混合」 |
色を形成する3つの要素。色相=色合い=(Hue)、彩度=色の鮮やかさ=(Chroma)、明度=色の明るさ=(Value)の3つで、略して「HCV」ともいう。明度しか持たない白、灰、黒を無彩色、それ以外を有彩色と呼ぶ。色の三属性は、自然界にあるすべての色をとらえるための考え方である。
印刷物の端に印刷される、墨B/藍C/紅M/黄Yの印。単にパッチと呼ぶことも多い。
印刷時に、各色の濃度が適正かどうかを確認したり、色抜け(図の場合は4色そろっていなければならない)がないかを確認するために使用する。
また、積み上げた印刷物を側面から見た時、ズレていたり、折れていたりすると、位置が揃わないので確認が容易になる。
白く縁取りをつけた文字。 |
フチ幅を指定し、色は10%単位の網パーセントで指示するか色見本を添付するなどして指定する。 |
原稿から色の成分を取り出すことで、カラー印刷のために、もとの色原稿を減法混色の三原色または墨を加えた4色に分解して各色の濃淡を表す画像を作ることをいう。 |
4色刷りなら4色分解、3色刷りなら3色分解となる。色分解は製版カメラ、スキャナで行う。 |
同義語:「カラー分解」 |
類義語:「4色分解」/「3色分解」/「2色分解」 |
特色カラーインキの特色見本と、プロセスインキのかけ合わせで表現できる色を示した見本とがある。 |
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印刷機によってインキを紙などに転移させるときに加える圧力のこと。 |
インクジェットで出力後のインクが乾燥する前に、用紙を搬送するローラーや他の用紙を重ねた時に意匠が転写してしまう現象。
インクジェットプリンター。またはインクジェットプリンターで印刷した印刷物そのもの。
インクを微滴化し、被印字媒体に対し直接に吹き付ける方式を用いた印刷機のこと。
レーザープリンターと比較すると色の再現性が高いことから、色彩表現の細やかさが求められる駅看板や店頭サイン等、広告用途の印刷においてはインクジェットプリンター出力が主流である。
インクリボンとは、ドットインパクトプリンタや熱転写プリンタで使用されるテープ状のインクカートリッジ。ドットインパクトプリンタでは印字ヘッドでリボンを叩いて用紙にインクを転写する。熱転写プリンタでは、リボンをヘッドで加熱して用紙にインクを転写する。ドットインパクトプリンタの場合はリボンを10回以上繰り返して使えるが、熱転写プリンタの場合は基本的に一回しか使えない。
単に「印行」といも言われ、その印刷物を制作した印刷会社のこと。印刷物の隅や欄外、書物の場合は奥付に入れる事が多い。 |
印刷の際、版面又はブランケット面のインキを紙面などの被印刷面に転移させるために加える圧力。 |
着色材としての顔料または染料をビヒクルに分散し、必要に応じてワックスコンパウンド、ドライヤーなどの補助材を加える。 |
目的にかなった印刷を行うために、印刷版、印刷インキ、被印刷物および印刷補助材料が必ず備え持つべき性質。紙等、被印刷物とインキに重点が置かれる。 |
画像部と非画像部からなり、印刷工程で紙にインキを移すためのもの。 |
印刷に適した紙のこと。インキの受理性、伸縮度、平滑度、不透明度、表面強度などいくつかの条件を満たす必要がある。 |
スペクタカラーのこと。
ハードウェア、ソフトウェアと利用者との間の接続形式や対話形式。装置、技術、プログラムの仕様、使い勝手も含まれる。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
Adobe InDesign(アドビ インデザイン)。インデザイン(InDesign)とは、Adobe Systems社のDTP(デスクトップパブリッシングアプリケーション)ソフトウェアです。特に書籍や雑誌・パンフレットなどのページもののデータを作る際に多く用いられ、出版業界で使われているソフトとなっています。
文章の行間・字間・文字送りなどを的確に調整したり、複数ページにまたがる長文の配置、ルビやノンブルの追加など、書籍に特化した機能が備わっています。
字下げのこと。
外部からデータを受信すること。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
主に紫外光に対して反射率をもつインキを指す。このインキで印刷された部分は、紫外光を照射しないと見えにくいことから、印刷物の偽造防止などの用途に用いられ、セキュリティトナーなどとも呼ばれる。
印刷ユニットごとに圧胴を備え、グラビア印刷機のように直線上に配置したフレキソ印刷機。巻き取りのほかシート印刷も可能である。印刷ユニット間の距離を確保できるので、乾燥ユニットを組み込むことができる。 |
Encapsulated PostScriptの略で、「カプセル化されたPostScript」という意味。画像ファイルの保存形式の |
の一つ。米国のアドビ システムズ社 がPostScript対応の出力機器で出力することを前提として開発した |
もので、「EPSF」ともよばれる。 |
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画面上で見たとおりに出力結果が得られるというシステムや方式を指す。わざわざ版下に切り貼りしなくともすべてを画面上で処理できるようにという考え方。 |
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weed cut、カストリのこと。切り文字加工をする際、キスカット(ハーフカット、甘切り)をした後、サインとして実際には貼りつけない不要な部分(カス)を取り除く工程のこと。
欧文書体の縦線の太さの変化。細い方からlight、medium、demibold、bold、extra bold、ultraなどがある。
欧文書体の太さのこと。 |
ライト(Light)、ブック(Book)、レギュラー(Regular)、メディウム(Medium)、ボールド(Bold)などの様々な種類があるがある。 |
輪転機の別称。長巻き状(ウエブ)で供給される被印刷物を印刷する印刷機械。 |
印刷の行程では、雄型と雌型の金版を用いて、金版を熱するなどして押圧し、文字または模様を浮き出させる方法。 |
雌型を加熱して行うエンボス加工をホットエンボッシングという。 |
同義語:「エンボス」・「エンボス加工」 |
オフセット印刷等の通常の4色での印刷では再現しにくい色調を表し、品質を高める場合などに補色として使われる。 |
プロセス4色インキをメジゥムで薄めた物で、淡色とも言う。 |
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印刷機に版をかける方法の一つ。小冊子やパンフレット等の、ページ数が少ないものや厚い紙を使用する印刷をする際に用いる。 |
同じ版を使って表と裏に刷り、半裁にしてから折る。 |
反対語:「本がけ」 |
印刷所の人が、発注者に校正紙を渡す以前や、あるいはそれ以外の時点に印刷所内で校正すること。 |
内校(ないこう)とも言う。 |
雑誌や新聞等において,スペースが余った際にそれを埋めるための短文。本文より小さな文字で罫で囲まれていることが多い。文字の代わりにカットが使用される場合もある。
Adobe Acrobat Reader DCなどの「フォント埋め込み」という機能により、文書内に字形情報が埋め込まれたフォントのこと。例えばファイルを共有する際、同じフォントがインストールされていないパソコン同士で文書を開いた場合でも、フォントが埋め込まれていることにより問題なく表示・印刷を行うことができます。送信者の意図したフォントがファイルを受信した方のパソコンにインストールされていない場合、受信したパソコンの中にある代替フォントに置き換えられてしまいます。
デザイン制作の際には、一つのデザインを共有するもの同士がPC上で必ず同じ見た目のデザインを見られるように、「埋め込みフォント」を使用して認識の違いを防ぎます。
印刷した文字などが紙裏から透けて見えることや、印刷が終わった物を積み重ねたとき、インキが上の印刷物に付着することをいう。 |
枚葉印刷機の場合、紙は印刷機の排紙部(デリバリ)で紙受け台の上に刷本が積み重ねられるが、このとき積み重ねられる刷本の重さで、インキがその上にある刷本の裏面に付着して汚すこと。裏付きともいう。
活版印刷で使う罫の一つで、太さ0.3mm前後の線。 |
活字組版では、アルミニュウムや亜鉛などの薄い板を切り、片方を山形に削って、罫線として利用する。削らない側を使って印刷した罫線を「裏罫」と呼び、山形に削った方を使って印刷した罫線を「表罫」と呼ぶ。 |
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紙の裏に印刷されていないページ。本によっては扉・目次・中扉などの表面に対して裏は白になることが多い。 |
表側だけ印刷して裏が印刷されないような、版面の掛け方。 |
インキが紙の裏面にまで染み出して、印刷物の表に印刷された文字や絵などが裏から透けて見える現象のこと。 |
クレーム対象となる。 |
(1)写真製版などで密着反転する場合,フィルムの感光層同士を密着させるのではなく,ベース層をはさんで感光層が並ぶように密着させて露光すること。
数式などで用いられる,通常の文字に対して上肩につく小さな文字のこと。たとえばyn,23など。
シート施工時、空気抜けしやすいようにシート材料に施された加工。車体などへシートを貼付する際は特に曲面への追従性が求められるので、この加工を施されていることが多い。
絵の具を霧状にして吹き付け、霧滴によって濃淡の調子を描き出す描画手法。又は、その器具・効果。 |
グラデーションの網版作成・イラストレーション等に使用される。また写真原稿の修正(背景を消したり、調子を整えたりする)に使用される。本の小口染にも使わている。 |
絵柄に関する校正ポイントは |
(1)位置、寸法、見当などの精度等、レイアウトの指定通りになっているかどうか。 |
(2)絵柄の調子再現および色再現が得意先の指示通りとなっているかどうか。 |
である。その他、焼付けフィルムの網点の質、キズ、汚れなどの有無もチェックする。 |
液晶表示装置のカラー化のために用いられるフィルタ。染色法,顔料分散法,印刷法などの方法で製造されるが,パソコンやテレビモニタでは耐久性,高精細度の点で顔料分散法が主流となっている。
エコマークを取得した環境配慮型の商材(インクジェットメディア)。製品全体の50%以上がリサイクル繊維で出来ており、グリーン購入法に適合している。「街灯フラッグ」などで多く使われ、イベントごとの差し替えも多く、使用後はそのまま廃棄されるのが一般的です。
バイオベースポリマーから生まれた省エネで環境にやさしい、インクジェット出力可能なクロス。自然界の動植物から豊富に持続的に得られるバイオマス資源を主原料とする高分子材料にて製作されている。なお、従来の旗やのぼりなどのファブリッククロスに使用されている基布はポリエステル100%が主流です。
ISO(国際標準化機構)が定めた標準的なページ記述言語。 |
「ページ記述言語」参照 |
ローマ字の小文字「x」の上下方向の長さ。欧文書体の見かけの大きさはこれにより決まる。文字組みの主体を占める小文字は,エックスハイトの中に収まっている。活字書体はポイント数が同じでも,書体によりエックスハイトの大きいものと,小さいものがある。エックスハイトは,文字組みの可読性や印刷面の構成美等に影響する。また,ポイント数が大きくなるとエックスハイトの割合は小さくなり,小さくなると大きくなる。
入力や編集を行うためのソフトウェアの総称。テキストエディタ、グラフィックエディタ、構造エディタなどがある。プログラムや原稿など、入力する時点で高度なプリント機能を要求しない場合に使われる。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
可視光の全域にわたってすべての波長の色光を均一に吸収する中性灰色濃度をもつフィルタの総称。一般的に光量を調節するために用いられる,スキャナや製版カメラなどの光源やレンズ部分にも目的に応じてさまざまな濃度のものが利用されている。
網点はマイクロドットとよばれるごく小さな均一な大きさの点で構成し,画像の濃度に比例した数だけランダムに配置されている。網点に規則性がないためモアレが発生せず,色調が鮮やかで高解像度の印刷を再現することができる。その一方で,ハイライト部のザラツキが目立ち,中間調部のドットゲインが多いなどの問題がある。網点出力にデジタルスクリーニングが用いられるようになり,この方式を用いるプログラムや出力装置が多く登場している。特に,直接プレートに正確に微小なドットを再現できるCTPではこの方式は有用である。
Magenta(マゼンダ)の略。 |
カラー印刷に使う色材の三原色のひとつ。 |
指定の際にはM30%などと書き入れる。 |
MFPとは、複数の異なる機能を併せ持ったコンピュータ周辺機器のこと。特に、プリンタと他の機能(FAXやイメージスキャナ)を合わせ持った「プリンタ複合機」(デジタル複合機)のこと。
最も一般的な製品はインクジェットプリンタの筐体上面にイメージスキャナを搭載し、単体でカラーコピー機としても利用できる「インクジェット複合機」と呼ばれる製品で、家庭向けや小規模オフィス向けのプリンタ製品の主流となっている。
家庭向けの製品としてはFAX電話機にコピーやプリンタなど他の機能を追加した「FAX複合機」(ファクシミリ複合機)もある。業務用としてはレーザープリンタにイメージスキャナやコピー機、FAXの機能を持たせた「レーザー複合機」もよく用いられる。
LEDプリンタとは、LED(発光ダイオード)を利用して感光体にトナー(黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷を行うプリンタ。レーザープリンタの露光部にLEDを利用したものと言える。
コンピュータから送られてくるデータをページ単位で画像イメージに組み立て、そのイメージに従ってドラムと呼ばれる感光体にLEDで生成した光を照射、トナーを付着させる。
これを熱してトナーを溶かし、紙に押し付けて印刷を行う。インクジェットプリンタなど他の方式に比べ、高品質で高速に印刷することができ、動作音も静かだが、発熱量や消費電力が大きい。
LEDプリンタはレーザープリンタよりも装置を小型化しやすいという利点があるが、トナーやドラムなどの消耗品が高いなどの欠点もある。
レーザープリンタの廉価版としてA4版で10万円を切る個人向けの製品も販売されている。
コンピュータからプリンタへは、ページ記述言語と呼ばれる言語で表現されたデータが送られ、これをプリンタ内部のマイクロプロセッサが解析して実際の印刷イメージを生成している。
ほとんどのプリンタはページ記述言語としてAdobe Systems社のPostScriptを採用している。
LBP / Laser Beam Printer
レーザープリンタとは、レーザー光を利用して感光体にトナー(黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷を行うプリンタ。原理は複写機(コピー機)とほとんど同じ。
コンピュータから送られてくるデータをページ単位で画像イメージに組み立て、そのイメージに従ってドラムと呼ばれる感光体にレーザーを照射、トナーを付着させる。これを熱してトナーを溶かし、紙に押し付けて印刷を行う。
4色のトナーでカラー印刷ができるものや、FAXやコピーなどの機能を持つ複合機もある。
インクジェットプリンタなど他の方式に比べ、高品質で高速に印刷することができ、動作音も静かだが、装置が大きくて重く、発熱量や消費電力が大きい、トナーやドラムなどの消耗品が高いなどの欠点もある。
以前は業務用の製品しかなかったが、小型化・低価格化が進み、現在ではA4版で10万円を切る個人向けの製品も販売されている。
コンピュータからプリンタへは、ページ記述言語と呼ばれる言語で表現されたデータが送られ、これをプリンタ内部のマイクロプロセッサが解析して実際の印刷イメージを生成している。
ほとんどのプリンタはページ記述言語としてAdobe Systems社のPostScriptを採用しているが、低価格の機種では独自の言語を使うものもある。
平らな版に対して、円筒形の圧胴を回転させて加圧し、版盤はその回転につれて移動するので順次版面全部に圧力が加わり印刷される円圧式では大サイズの印刷が可能。 |
グラビア印刷で用いられる継ぎ目のない刷版。木目,抽象柄などを継ぎ目なしの連続した柄として印刷することができる。
キャンソン紙、マーメイド紙等の凸凹加工を施した紙。 |
カラー原稿に用いると、スキャナニングするときに紙の凹凸までスキャナが読んでしまうため不適。 |
浮き上がらせる、浮き彫りの意味。 |
紙を雄型と雌型の間にはさみ、加圧して文字や絵柄を浮き出させる加工。雄型には腐食あるいは機械で彫られた金属製の型が用いられ、雄型には、紙型・プラスチック型・石膏等が使われる。 |
エンボス加工は紙にマークや模様の形を浮き上がらせる加工のこと。 |
同義語:「浮き出し」「浮き出し加工」 |
日本工業規格(JIS)で決められた用紙の仕上がりサイズ。 |
A1判594×841mmからA6判まである。A1判の2倍のものはA0判(A倍判)という。原紙のサイズは625×880mmでこれをA列本判 (えーれつほんばん)または全紙などという。 |
週刊誌などに多い書籍の大きさ。210mm×257mm。 |
文字やロゴ、絵柄等が切れないように、仕上がりサイズより内側にレイアウトすること。
版の凹部にインキを入れ、これを紙などに転写する印刷方法。 |
凹部の深浅によって階調や濃淡などを表現する。インキに光沢があり色に深みがあるため、写真集・美術書などの印刷に適している。 |
写真技術を利用した凹版印刷をグラビア印刷という。版画のエッチング、エングレイヴィングも凹版。 |
書籍や雑誌に書名、著者名、編集者名、発行者名、 発行所名、定価などを記した箇所またはそのページ。一般的には書籍の巻末に印刷される。 |
(1)本の表紙から裏表紙にかけて、あるいは外箱に帯のようにつけておく紙のことも指す。 |
その本の内容紹介やP R などが印刷される。俗に「コシマキ」ともいう。 |
(2)数頁にわたる企画など、全体に統一感を持たせるために、頁を通して帯状に横に引いた太罫。 |
色をつけたり、網を使ったりすることが多い。 |
現在の印刷方式の主流を占める印刷方式。 |
まず、製版で作成されたフィルムをPS版と呼ばれる版に焼き付ける。 |
その後、水とインキの油分が反発する特性を利用して画線部と非画線部を分けるため、版に付けたインキを直接紙に転写せずに、版からゴムシートに 移し(オフ)、それを紙などに転移(セット)する。 |
4色印刷の場合は、通常、墨B・藍C・紅M・黄Yの順に印刷される。 |
オフセット印刷機を使用して印刷する高品位な商業印刷の事。一般に言う「印刷」とはこの「オフセット印刷」のことを指します。 トナーではなく、インク(CMYK)を使って表現します。そのためインクジェットプリンタやレーザープリンタよりも写真や文字が精細かつ綺麗に印刷できます。
印刷方式の一種で、直に用紙に転写するのではなく、版に付けたインクを一度ブランケットに転写し指定の紙に転写する間接的印刷方式のことです。
オフセット多色印刷機で調子の悪い時などに、前胴の印刷画線のインキの一部が後胴のブランケット上に転移し、次の印刷された画線上に位置が少しズレて、ダブって印刷されるトラブル。
オフセットの輪転印刷機の略。 |
用紙がロール状になっており、高速印刷が可能。 |
これで印刷することをオフ輪にかけると言う。 |
【Adobe Illustratorにおける意味】※看板のデザインを製作する際、Adobe Illustratorを使用します。
Adobe Illustratorのアートボード上において扱うことのできる対象物のこと。画像・テキスト・パス等、アートボード上に表現されるものの全てを指す。
製版行程からきた版を印刷機に取付、濃度や汚れ、ごみ、版ずれなどに注意をしながら色見本にあわせて印刷する人。印刷工。
活版印刷の罫で一番細いもの(約0.1mm程度)。 |
活字組版では、アルミニュウムや亜鉛などの薄い板を切り、片方を山形に削って、罫線として利用する。山形に削った方を使って印刷した罫線を「表罫」と呼び、削らない側を使って印刷した罫線を「裏罫」と呼ぶ。 |
活版印刷以外でも罫の太さを示す言葉として使われている。 |
反対語:「ウラケイ」 |
製本などの際に、印刷された紙を折る作業またはページ順に折りたたむ作業、あるいは折ったものをいい、16ページの八つ折り、8ページの四つ折り、4ページの二つ折りなどがある。 |
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本文ページの判型より大きい別紙を、本の寸法より小さくなるように、二つ折り、または三つ折りなどに折って、袋部分を小口側にして特定ページの間に綴じ込まれる物。 |
別名「折表」ともいう。 |
折りの終わった印刷物。 |
通常は4の倍数のページを一枚の紙に印刷し、これをページが並ぶように折り、この折丁を幾つか順番に並べて一冊の本に仕上げる。普通は16ページで1単位(1台または1折り)となる。 |
感光波長域が青紫から黄緑の範囲でしか感光しないタイプのフィルム。 |
安全光として、暗赤色が使えるので作業性が良い。 |
オルソクロマチックフィルムの略称。 |
デジタルデータから印刷機によって出力する印刷方式のこと。オンデマンド(=on demand)という名の通り〝需要に合わせて〟必要なときに必要な枚数を出力することが可能です。
必要なときに、必要な分だけを印刷すること。従来の印刷は大量に刷れることで1部あたりのコストを安くすることができたが、工程数が多く時間がかかることや少量部数には向かない。最近はダイレクト印刷機が登場し、デジタルデータを用いて工程数を大幅に省くことが可能となったため、少量部数を短時間で印刷できるようになった。また、コピー機から派生したコンピュータ制御の簡易印刷製本機も登場している。 |
薄い色の上に濃い色を重ね刷りする処理のこと。カラー印刷の場合は、複数の色が混ざり合う。指定のときは「ノセ」と書く。DTPではデータ作成時にオーバープリントの設定を行う。 |
(1)改行せずに、前の行に続けることを指示する言葉。 |
(2)版下貼込みの際、絵柄切れや字切れを防ぐためにのど側へ移動するときに使う。 |
(3)締切り直前で忙しい状態を指す場合もある。 |
シャドー部分のCMYをスミ版に置き換えること。「下色除去」参照。Under Color Removal。
ESC/P 【 Epson Standard Code for Printer 】
ESC/Pとは、セイコーエプソンが開発したプリンタ制御コードの体系。同社のドットインパクトプリンタに最初に搭載され、その後他社も採用したため、事実上の業界標準となっている。後継規格に、国内で多く普及していたNECのPC-PRシリーズのプリンタも制御できるようにしたESC/Pスーパーや、ページプリンタ用のESC/Pageなどがある。
小切手、証券、紙幣などの改ざん、偽造防止を目的として用いられるインキ。 |
1220のコンプライ版。
コンプライとは糊面に切れ目のような線が入っており、エアー抜けしやすいように作ってある仕様の事です。
通常の1220より貼りやすくなっています!
3Mスコッチカルインクジェットフィルム 屋外用のインクジェットフィルムになります。
特徴
・貼りやすいコシのあるフィルム
・平面な場所への施工が向いているフィルム
・再剥離性がある
材質:ポリ塩化ビニル
耐候年数:約3年
耐候年数の数値はメーカーの試験結果に基づく予想される年数であり、保証年数ではありません。
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