出力・看板用語集
出力、か行
デジタル画像のきめ細かさのこと。 |
プリンタ、スキャナなどの周辺機器の精度や画像そのもの精度を表す場合に用いられる。 |
解像度は1インチあたりにいくつの点(dot)が入るかということを意味する、dpi(dots per inch、ディー・ピー・アイ)という単位を用いて表現する。この数字が大きいほど解像度が高く、高精度の画像となる。 |
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印刷や写真などで、画像の細部をどこまで正確に再現することが可能かを表す値をいう。フィルムの解像力、レンズの解像力、目の解像力などといういい方がされる。 |
単位は「lins/inch」「lines/mm」。 |
グラデーションともいう。 |
写真等の画像において光の明暗でできる濃度の違いで、写真や印刷物はハイライト(明るい部分)とシャドー(暗い部分)が段階的に表される。 |
原稿が持っている濃度域を印刷で再現できる濃度域まで圧縮すること。 |
しかし、均一に濃度圧縮を行うとボリューム感が損なわれたりするため、部分的に圧縮率を変えて行う。 |
印刷原稿として使用する手書きの文字。 |
レタリング文字とも言い、見出しなどに使われることが多い。 |
化学パルプ70%以下の紙。 |
類義語:「上質紙」「中質紙」 |
ページ数は印刷されていないが、ページを表す数字には数えられているページ。 |
あるいはノンブルが目立たないようにのど側につける場合もある。 |
写真原稿を四角形にすること、最も一般的な形である。 |
カラー印刷で、2色以上のインキを刷り合わて色を再現すること。ベタや平網の場合に、かけ合わせができる。 |
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影を落としたような効果で立体感を出した文字。 |
DTPでは影を落とす処理をドロップシャドウという。 |
表面加工や製本加工などの総称。印刷後に製品として仕上げるための作業。 |
風穴加工とは、屋外で使用される懸垂幕(垂れ幕)や横断幕などの幕に30〜40mmほどの切り込みを入れる加工のことです。切り込みから風が通るので、強風などで幕が裂けてしまうことを防止することができます。メッシュ素材を使用する際は、風穴加工の必要はありません。
単純な表罫や裏罫、子持ち罫などではなく、複雑な模様の罫。 |
可視光域のある青紫(B)、緑(G)、赤(R)この光の三原色の混合比によって、さまざまな色光が作り出され、それぞれ等しく混合されると白色光になることを言う。色光を重ねた場合、その混合色はもとの色よりも高くなると言うことから加色混合と呼ばれる。加法混色とも言う。これにより表現されるメディアはテレビ・パソコンなどの画面上だけである。色の三原色による混合は減色混合となり、性質を異にしている。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
見開きの2ページのうち、最初の頁が片側から始まる(起こす)こと。 |
右開きの本では左頁から始まり、左開きでは右頁から始まるのが片起こし。 |
これに対し、見開きページのノンブルの小さいほうから記事を始める場合を見開き起こしという。 |
おす(凸)型とめす(凹)型の間に紙をはさんで圧を加えることにより、紙に文字や絵柄などの浮出し模様をつけること。
商品の案内などの印刷物で、比較的ページ数の多いもの。 目録、便覧、要覧等をあらわす。販売会社やメーカーの間で取扱製品(商品)を紹介するために広く利用される。 |
シールやラベルをカットする位置を指示する線のこと。仕上がり線、カットパスとも呼ばれます。Adobe Illustratorの「図形ツール(長方形ツール等)」や「ペンツール」などを使って作成することができます。
カット工程の際にカット位置にズレが生じてデザインが切れてしまう可能性があります。これを防ぐために、カットラインの内側付近には切れては困る文字やデザインなどを入れないようにします。また、カットラインの外側まで背景や絵柄などのデザインをはみださせる塗り足しを付けるのが一般的です。
凸版印刷に用いられるインキやオフセットインキと同様の組織より成る樹脂型インキと、亜麻仁油をビヒクルとするアマニ油型インキがある。機上の温度上昇が激しいことから粘度変化が少なく、機上乾燥の遅いことが重要。 |
活字を組んで印刷する活字組版印刷の略。活字、写真凸版などを用いた凸版印刷の一種。 |
活版印刷に使われる金属の四角柱の先に文字や記号を彫り込んだ文字のこと。 |
大きさはポイント、号で表わす。 |
オフセットに移行して活版印刷はほとんど行われていないが、今日でも「活字」が印刷された文字そのものを意味して使われる。 |
印刷された文字、文章、記号の読みやすさ、見やすさの程度。 |
台紙の四隅に断裁と仕上がりの見当アタリを示すトンボ。仕上がりトンボともいう。 |
書籍の小口の角(かど)やカード等の角を丸く仕上げること。 |
角がまくれやすかったり、くっついたり、紙が損傷するのを防ぐとともに、ユーザーが直角で指先を傷つけるかもしれないという鋭利なイメージを和らげるためにおこなう処理。角丸機で角丸切りする。 |
上製本表装材の表紙として丈夫な用紙が使用される。エンボス加工などをして布クロスに模した場合と、文字や絵柄を印刷する場合がある。 |
パルプや再生紙、和紙などを原料とした壁紙のこと。インクジェット出力が可能であったり、調湿や消臭効果のある商品もある。素材が紙なので他の塩ビ製などに比べ破れやすく、施工や普段の取り扱いにおいても注意が必要。
紙の毛羽だちなどのことで、インクが乗った部分の用紙表面が細かくむけてしまうものをいう。 |
インク粘度と印刷用紙の強度が合わず起こる。 |
日本工業規格で定められた用紙の長辺に平行に目が流れているものを「縦目」、短辺に平行に目が流れているものを「横目」という。 |
パルプ繊維(セルロース)は用紙を製造する機械(抄紙機)から流れ出る方向にそって並ぶことから、紙目がうまれる。よって手漉きの紙やパルプ繊維を用いない合成紙などには紙目はうまれない。 |
文字や写真、マークやロゴ等を印画紙にプリントすること。またはプリントしたもの。版下として用いる。 |
金箔や色箔などで装飾しないで、本の表紙などの比較的厚い紙で文字・模様などに凹凸をつける加工。 |
表側に当たる型に金や銀などの色箔を貼り付けて紙に凹凸をつける加工を箔押しという。 |
画像等の色はインキの特性などのために指定どうりに印刷で再現されない場合がある。そのため、カラー原稿を色分解する際に部分的に色を修整する必要が生じる。この処理をカラーコレクションという。 |
複数のカラー写真を組み合せて、1枚の写真にすること。 |
毛抜き合せによる合成やカラー原稿の境目が不自然にならないように濃度を調整して重ねる方法など、合成の方法はさまざまである。 |
カラーの原稿をCMYの3色に分解し、光走査して光の強弱にデジタル変換する装置。 |
入力部で原稿からの反射または透過光をフォトマルで受け、網点を入れて4色分のフィルムを作成する。 |
印刷物の色基準として使用する色の見本帳、色のチップ。カラーガイドなどとも呼ばれる。DICやPANTONEなどが有名。
CMYKのプロセスインキを使って標準の用紙に印刷した、色のかけ合わせの効果を確認するための色見本。印刷所では、作業基準を作るために用いられる。 |
デュープとは、デュープリケーションの略で、複写、複製という意味。印刷での場合はカラーポジフィルムの複製、あるいはしたものを指す。階調修正、画像の合成、大きさの調節などが目的。 |
カラー原稿において、3原色の発色のつりあい(バランス)や分色版のつりあいのことをいう。 |
物体色の厳密色判定、色校正、カラーマッチング・モニタ調整をはじめとするカラーマネージメントのための標準照明装置。 |
透過原稿と反射原稿の同時比較、反射色及び透過色の厳密色判定・検討のためなどに用いる。 |
印刷方式や色材の異なる出力期間で、印刷される色を近似させるためにソフトウェア的に色を合わせることを指す。最近は印刷機内に色合わせのエンジンを搭載し、印刷データにその色合わせ情報をプロファイルとして指定しておく方法が一般的となっている。この色合わせ情報を格納しているプロファイルはICC(International Color Consortium)にて規定されたものが一般に用いられており、Macintosh、Windowsなどプラットフォームに依存しない書式として規定されている。
カラーマネジメントモジュールにおいて、色変換を行う際のパラメータのこと。色変換される画像には、自然画像やプレゼンテーションなどの画像、CG画像など様々なタイプのものがあるため、それらに合わせてどういった傾向で色変換を行うことが再現される画像に適しているかを指定する。
ソフトウェア的に色を合わせるために、色変換を行うエンジンを指す。現在全世界的に利用されているカラーマネジメントモジュールは、Lyno Type Hell社が開発したLyno Colorがベースとなっており、MacintoshではColorSync、Windows環境ではWindowsCMとしてオペレーティングシステムにも標準で内蔵されている。また、デジタル印刷機においても、ほとんどの機種がRIP内にCMMを内蔵しており、印刷処理のプロセスとしてカラーマッチングが行われる。
カラーレーザープリンタとは、カラー印刷が可能なレーザープリンタ。基本的な原理はモノクロのレーザープリンタと変わらない。レーザー光を利用して感光体にトナー(黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で紙に転写して印刷を行う。こうした原理はフルカラーコピー機とも共通である。
コンピュータから送られてくるデータをページ単位で画像イメージに組み立て、そのイメージに従ってドラムと呼ばれる感光体にレーザーを照射、トナーを付着させる。これを熱してトナーを溶かし、紙に押し付けて印刷を行う。印刷に使用するトナーは、商業印刷と同じCMYKの4色が主流である。各色成分別に上記のプロセスを4回繰り返して出力するため、印刷時間もランニングコストもモノクロプリンタの4倍かかる。
カラーレーザープリンタは小型化・低価格化が進んだ結果、最近では業務用プリンタの中心となっており、個人で使用している場合も稀に見られる。以前は印刷速度の遅さが問題とされていたが、現在ではその問題もほぼ解消されている。
雑誌や文庫、新書などに見られる製本様式。 ソフトカバーともいう。 |
くるみ表紙で中身と一緒に化粧裁ちするので、表紙と中味が同じ大きさになる。文庫本などのように見返しはない場合もある。 |
フィルム製作時の製法の一種で、可塑剤(ある材料を柔らかくする働きをもつ添加物)をかけて軟化した状態でロール状の棒を使い、圧力によって薄く製膜し、塩ビのフィルムを製作する方法のこと。短期用フィルムなど、安価で量産向けのフィルムなどに使用される製法です。※安価=粗悪品ということではありません。
主に厳密な色合いを見る必要がない場合に用いられる色校正の方法の一種。 |
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凸版印刷用の版材。感光性樹脂は光で反応するために微細な光成形画像の作成が可能。 |
印刷・製本の際に用紙や本の間にいれる紙。又は、紙を挟み込むこと。 |
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青系の色相に属する色。冷たさや寒さを見る者に感じさせる色。 |
反対語:「暖色」 |
写真感光材料の、可視光の感光波長域を示す言葉。レギュラー、オルソ、パンクロの三種に分けられる。 |
必要な写真・図版・等が揃い、指定、レイアウトが完全になされていて、すぐに製版にかかれる状態の原稿。 |
印刷、出力、WEBなどの分野で入稿データを製作する際、修正の必要がない(そのまま出力できる)、完成された制作データのこと。
感熱紙とは、熱に反応して黒くなるよう加工された印刷用紙。感熱紙を利用して印刷を行うFAXやプリンタは感熱式と呼ばれる。
感熱紙は熱せられると化学反応を起こす発色剤を紙に塗ったもので、文字や図形の形に合わせて熱を加え、その部分だけ黒く変色させることで印刷を行う。
インクやトナーを用意しなくても印刷できるという特徴があるが、時間が経つと次第に印刷が薄くなってしまうという弱点もある。また、特殊な加工が必要な分、感熱紙は高価なため、家庭向けにはあまり普及していない。現在では主に、感熱式プリンタの「メンテナンスが非常に簡単」という特長を発揮できる、小売店のレジのレシート印刷などで使用されている。
ちなみに、感熱紙は片面にだけ発色剤が塗られているため、裏表を間違えると印刷ができない。光沢がある方が印刷面で、この面に印刷されるように正しく感熱紙をセットする必要がある。
感熱式プリンタとは、プリンタの一種で、熱を加えると変色する特殊な用紙(感熱紙)に熱した印字ヘッドを押し当てて印刷するもの。
熱すると黒く変色する特殊な紙を用い、印字ヘッドで印刷したい部分を熱することにより印刷を行う。ロール状に丸めた感熱紙を繰り出しながら印刷する機器が多い。
専用の用紙が必要で普通紙など他の素材には印刷できず、また、黒一色しか印刷できない。印刷から時間が経つと色あせたり消えたりする場合もあり、長期的に保管する用途には向かない。
一方、他の方式に比べ動作音が小さく、機構が簡素で装置を小型化しやすく、また、専用紙さえあればインクなど他の消耗品を必要としない。限られた用途であれば低コストで導入・運用できるため、店舗のレジ(キャッシュレジスター)や自動券売機、伝票発行機などの印字装置として用いられることが多い。
紙の両端を中側に折ったものを二つ折りにして観音扉のようにする折り方。 |
左右対称のものを「両観音」、片ページだけを「片観音」と言う。 |
企画の内容や、印刷がどの様に仕上がるかを具象的に表現したスケッチのようなもの。プレゼンテーション用の資料になる。 |
慣用的に使われる色名のこと。(空色、茶色、小豆色など) |
JISによって規定されているが、人によって連想する色が違うことが多いため、色指定の際には使用できない。 |
刷版や印刷用紙の天地・左右の中心や折り線および経ち線をしめす目印のこと。
デジタル画像では、色の異なる点の配列で表されており、その構成単位を画素(ピクセル:Pixel )という。デジタル画像処理を行う上で1画素が最小単位となる。1ピクセルは、使う機器やソフトによって、1ドットに相当することもあれば、8ドットになることもある。 |
製版・印刷工程において印刷インキが付着する部分、またはそれに対応する部分のこと。 |
幾つかの書籍や雑誌などを数冊とりまとめて1冊に製本する作業。 |
画像の階調の応答特性を表すときに「ガンマ(γ)」と言う数値が使われる。スキャナやカラープリンタなど、画像データの入出力機器はそれぞれ固有のガンマ値をもっている。画像を忠実に再現するためには、画像入力から最終出力までの全体のガンマが1になるようにする必要がある。入出力機のガンマ値に応じた最適のカーブに補正することをガンマ補正と言う。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
印刷インキ、塗料等において、色を作るために用いられる、不溶性の粉末。 |
印刷ではイエロー(Yellow)のことをいい、キと通常表記される。 |
Yellowの頭文字を取ってYとも書く。 |
人間の記憶内に保存されている色の情報。 |
「空の青」「桜のピンク」など。 曖昧なものなので、色指定や色校正時には使用出来ない。 |
A判、B判等、JIS規格で定められている印刷物や印刷用紙の寸法。 |
新聞印刷用として初めてこの洋紙が輸入されたとき、当時この紙の商標が菊だったことや、新聞の「聞」の字がキクと読めることから、「菊印」の名称で売り出されたといわれる。後に新聞以外の印刷にも使用されるようになり、「菊判」という名称で定着したといわれている。A列本判よりやや大きい。(636 ×939 mm) |
書籍の形態の名称として、A5判よりやや大きい(22cm×16cm)ものをいうこともある。 |
シートに対し切り文字加工を行う際、ライナー紙(剥離紙)より上層部のシートだけを切り抜くこと。ハーフカット、甘切り(あまぎり)加工ともいう。
コーデットペーパーの一種で、紙の表面にクレイなどを塗工し、乾燥する前に鏡面状のシリンダ面に押し付けてから乾かすなどの方法で、高光沢を与えた高級塗工紙。 |
液体のPVCを一定の厚さと幅に薄く伸ばし、乾燥させて作ったフィルム製法。寸法安定性がよく耐候性に優れています。主に5年以上の耐候性でつかわれている製法です。
画像等の最も明るいところ。光っているような部分で、印刷しても網点の入らないところ。 |
画像原稿や図版などの説明文。または文章の註釈。 |
頭注:上部に入れたもの。 |
脚注:下部に入れたもの。 |
傍注:行間に入れたもの。 |
割注:本文の一行分を二行に使って本文の中に入れたもの。 |
後注:巻末に全部まとめたもの。 |
等がある。 |
画像原稿や図版などの説明文。または文章の註釈。 |
頭注:上部に入れたもの。 |
脚注:下部に入れたもの。 |
傍注:行間に入れたもの。 |
割注:本文の一行分を二行に使って本文の中に入れたもの。 |
後注:巻末に全部まとめたもの。 |
等がある。 |
同義語:「注」 |
較正、校正、調整などの意味を持つ英単語。測定器で標準通りの値を得るために、標準器などを用いてその機器の偏りを計測したり、正しい値になるよう調整したりすること。
ITの分野では、画像の取り込みや表示・印刷を行う装置で、正確な発色になるよう使用前に調整する「カラーキャリブレーション」のことを意味することが多い。これはディスプレイ(モニタ)やプリンタ、イメージスキャナ、デジタルカメラなどで行われる作業(あるいはそれらが備える機能)で、機器ごとの発色特性の違いや個体差、経時変化などを補正し、どの装置でも同じ色が再現されるように調整することを意味する。
タペストリーに使用される生地の一種。屋内・屋外対応。強度に優れ、シワになりにくい。高発色タイプの素材。
文字の大きさを表わす単位。 |
1級は1/4mm=0.25mm。(=写植機の歯送り幅) |
教科書によく使われる和文書体の一つ。毛筆の楷書体に近い書体。 |
凸版印刷物を写真製版の版下として用いるため、アート紙のような白地のすべらかな紙に高い精度で印刷すること、およびその印刷物。あるいは小部数を特に上質の紙に刷って、保存用や校正用としたもの。 |
写真や図版原稿で、人物や商品など、必要部分のみを切り抜き、他をカットすること。 |
切り抜きが行われた状態で印刷されるように、不必要なものを除いた版。 |
エアブラシやフォトマスクフィルムなどにより不要部分を取り除く。 |
印刷用紙の重量の単位。 |
全判1000枚を1連とし、その重量をキロで表わす。 |
プロセスカラーのMではなく、一般的に赤といわれているような濃い赤。 |
M100%、Y100%のかけ合わせで表現される。 |
文字組みにおいて、文章を読みやすく、組体裁を美しくするためのルール。 |
印刷用紙の重さの単位。 |
従来、用紙の重量の単位に「斤」を用いていたことからその名を使っていたが、1958年のメートル法施行以後はkgに統一され、連量と呼ぶのが通常である。 |
写真や図版を、左右、天地逆に使うこと。 |
故意に行う場合もあるが、誤りで逆版が起こる場合もある。 |
書籍は左右に開くので、紙目は上下に流れていなければならないが。それが逆に目が通っている状態のこと。本が波打ちやすくなるなどの弊害がある。 |
写真植字での行間を指定する言葉。歯送り数で示す。 |
また、行の追い込みと同じ意味でも使われる。 |
文字組みにおいて、各行の最初の文字スペースのこと。 |
枚葉オフセット印刷において、表面を印刷後すぐに裏面印刷や加工ができるようにセットを速くしたインキ。 |
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米国のクォーク社が開発したDTP用の代表的なレイアウトソフト。 |
書籍や雑誌などの巻頭に載せる絵や写真のこと。多くはアート紙や上質紙に印刷される。 |
活版印刷で、活字を揃えて版をつくる作業。またはその版。 |
倉庫に任意の期間にわたって保管しておく保管料のこと。 |
クラフトパルプを原料とした強度のある紙の総称。包装に多く用いられる。 |
製本作業の行程で、中身に表紙を取り付ける作業。あるいは表紙で中身をくるむこと。 |
用紙の表面に塗工され。白さと平滑性を与える、含水けい酸アルミニウムを主成分とする粘土の総称。 |
クロスは一般の住宅で最も多く使用されている壁材で、壁紙とも呼ばれています。クロス(壁紙)には様々な種類があり素材によってビニールクロスや布クロス、紙クロスなどに大きく分かれます。
用紙が印刷機の中で送られる際、紙端をツメでくわえるように引いたりタコで紙端を吸って紙を搬送する。用紙をくわえるためには、10mm程度の余白が必要で、この余白を「くわえ」と呼ぶ。印刷紙には完成した印刷物に残らない「くわえ」が必要。 |
写真や絵などが持つ連続した階調のこと。また、濃い色から薄い色へと階調を連続的に変化させて、ぼかした効果を出す製版処理ならびに、その製版指定を指す。 |
凹版印刷のひとつ。銅版に焼き付けた版の凹部にインキをためて刷る方法。 |
調子再現がよいため、写真の再現によく使われている。 |
しかし、版が高価なため最近ではオフセット印刷に取って代わる傾向がある。 |
写真ページを一般にグラビアページと呼ぶ。 |
各種の印刷技術によって複製される芸術的表現の視覚的デザイン全般のこと。
床用フィルム。シート表面のガラスビーズにより、湿潤時でも滑りにくく、優れた防滑性をもっています。再剥離シートなので裏フィルムを剥がして、そのまま貼って転圧するだけで施工することができます。シートを剥がすときは、端の方から剥がしていただくと簡単に剥がせます。設置期間の目安は1~3か月以内です。
■貼り方
シートの裏の剥離フィルム(裏フィルム)を剥がして設置面に貼り、ゴムハンマーなどで上から圧着します。
字形のことで、文字の膨らみや表現の形(肉付け)のこと。字体にグリフを合わせることで文字が表現される。
印刷物のレイアウトにおいて、スキャナー分解効率を上げるために多数の原稿をいくつかに分けてスキャニングする事があり、この原稿を印刷寸法に合わせて貼り込むことをグルーピングという。 |
白から黒までの無彩色グレーの階調のこと。0%(白)から100%(黒)までの数値で表す。 |
スキャナ分解や製版での条件出しに使われる。 |
印画紙、印刷用紙、インキの光沢のこと。 |
反対語:「マット」 |
線の総称。作表や版下で大きさの指定などに引かれた線のこともいう。 |
罫には、細罫(おもて罫)、中罫(なか罫)、太罫(うら罫)などの種類がある。 |
ケイ線を仕上りで生かす場合に用いる用語。 |
ケイに色をつける場合は色指定をする。 |
比較的安価で簡単に印刷物を作る印刷方式の総称。軽オフセット印刷などを指す。 |
軽印刷で刷られているものの例は、白黒の年賀はがきや名刺など。 |
蛍光剤を含んだ顔料を使用した特殊インキ。可視光線および紫外線によって蛍光を発する昼光型顔料を用いたもの。 |
中・上質紙をベースに1平方メートル当たり15mg前後でコーティングを施した印刷用紙の総称。 |
本の天地の、地の呼び名である。 |
本の天地の余白部分のうち、下部の余白部分のことを言うこともある。 |
印刷、製本後に断裁機で仕上がり寸法指定どうりに紙を断裁すること。 |
精密な見当合せのこと。 |
髪の毛程の狂いも許されないくらい精密な見当合せという意味から「毛抜き合せ」という。 |
2色刷り以上の印刷物や両面印刷の際に、各色がずれないように、各色版の位置を合わせること。 |
見当が合っていないと版ズレを起こすこととなる。 |
位置が合っていないことを「見当不良」「見当が甘い」などという。 |
刷版を実際に印刷する前に、製版フィルムの汚れや傷、欠落、色校正の赤字どおりに修正されたかなどを再確認する検査をいう。 |
または、原版フィルムの検査のこと。 |
blacK(ブラック)の略。 |
Bと書かないのは、青(blue)に間違われるのを防ぐため。 |
指定の際にはK50%などと書き入れる。 |
伏せ字、ゲタ文字とも言う。本来は活字組版からきた用語で指定の文字がない場合にとりあえず、同サイズの活字をひっくり返して組んだもの。下駄の歯(=)のようなものが印刷されたので「ゲタ」と呼ばれた。写真植字では三級・四級文字盤(旧字・正字)などがない場合仮に印字され、電算写植では出力機に登録されていない文字などが指定された場合、ゲタ文字となって出力される。(「印刷用語辞典」日本印刷出版株式会社より)
校正が終わった版下や、完成した版を次の印刷工程(製版)にまわすこと。 |
下版してからの訂正や変更は、前の工程からやり直すため、時間・コストともに大変なムダが生じる。 |
しかし、DTPでは比較的ロスが少ない。 |
組版校正用に作った試し刷りやコピーのこと。活字組版(活版)では組み上げた版を「ゲラ」と呼ばれる箱に入れておくが、この箱のまま校正機にかけたことに由来する名称。オフセット印刷でも校正のことをさす。 |
単に「ゲラ」ともいう。 |
「貼りやすく・はがしやすい」自己粘着性フィルムの商品名。 店舗のガラス窓に貼るPOPや、携帯電話の画面保護等に広く用いられている素材。エア抜け性が抜群で、大型サイズの意匠でも美しく貼り付けることができます。
印刷物を形成する場合のもとになる文字、画像などの総称。 |
書き上がった文字原稿のチェック作業および組版のために編集者が行う指定作業。赤ペンで原稿に修正や指示を入れていくので「赤入れ」ともいう。ワープロソフトなどで作成したテキストデータでは、余計な改行や空白を削除しておくなどの作業も含まれる。 |
A判、B判等の仕上がり寸法に裁断する前の印刷用紙。 |
A判各寸法の元、A列本判 625×880mm |
B判各寸法の元、B列本判765×1085mm |
がある。いずれも寸法はJIS規格で定められている。 |
凸版印刷で多色印刷を行うもの。 |
カラー原稿を4色分解し、写真凸版を作って印刷する。 |
最近はあまり行われていない。 |
出力物のサイズが、実際のサイズと同じ大きさのこと。
画像を焼き付けるもとになるフィルムや、刷版や乾板の焼付けに用いるネガ、あるいはポジのフィルムのこと。 |
または複製版を作る元になる版を言う。 |
写真画像の濃度を、減力液で低下させて色調を変えること。 |
オフセットやグラビアで印刷された後に、各種の抗菌剤をオーバープリント用インキまたは染料に分散させて表面に加工処理すること。 |
印刷物にビニールシートを貼る処理のこと。 |
塩化ビニールのシートに接着剤を塗布し、印刷物に熱圧着して加工することにより鏡面のような艶が出せる。 |
校正紙を見て、原稿や指定と照らし合わせながら間違いをチェックし、直しを指示する作業。 |
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校正刷り専用の印刷機のこと。 |
本来の印刷機とは構造や印刷スピードが違っているため、全てが本刷りの結果と一致するとは限らない。 |
文字の校正を行なう際、誰が校正し誰が読んでもわかるようにJIS規格で統一した記号。 |
ゲラ刷り、青焼き、色校正など、校正のために作る試し刷りやコピーのこと。 |
関係者だけに見せるため、少数部しか刷らない。 |
校正するために試しに印刷したもの。 |
校正機で刷った印刷物を校正刷り、実際の印刷機で刷った印刷物を本機刷り(本刷り)と呼ぶ。 |
製版を始めるまでに原稿が間に合わず、作業が始まってから送られてくる原稿のこと。 |
お祝いやイベントでよく使われる赤と白の幕のことで、様々なメーカーで商品化されています。紅白幕の高さは1間(1.8m)が一般的。数日での掲出を目安にしたもので、折りたたんで保管することも可能です。
スクリーン版に穴(孔)をあけ、その穴(孔)を通してインキを紙に転写する印刷方式。 |
シルクスクリーン印刷や謄写版印刷などがある。 |
校正の完了して本刷の許可が出ること。これ以上赤字を入れたり、ゲラ刷りを必要としない状態。その時の校正刷りは「校了紙」とばれる。 |
仕上げ断ちされた本の三方の切り口のこと。綴じ側と反対側の切り口(前小口)のみを小口という場合が多い。 |
仕上げ断ちされた本の背を除く三方を小口という。 実際は背の反対側(前小口)だけを指すことが多い。 |
本の帯。その本のPRや内容紹介などが印刷されていることが多い。 |
ラフ目で光沢のない書籍用紙。計量でかた高だが、弾力性に富んでいる。
(1)広告等に使われる文章のこと。 |
それぞれに、ヘッドコピー、ボディコピー、キャプションなどという呼び方がある。 |
同義語:「コピーライト」 |
(2)ワープロ文書等の任意の箇所を選択し、別のところに貼り付けること。 |
「コピー・アンド・ペースト」という。 |
(3)複写、または複写機のこと。 |
著作権の意味で、国際的著作権を指す。 |
制作された時に自動的に発生する。 |
丸にCのマークはコピーライトの略。 |
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電飾看板・内照式看板の意匠面として使用する、プラスチック製の乳白色色の非粘着シート。
巻き折りや回し折りなどの折り方を組み合わせて折る方法。 |
「2つ折りの直角巻き3つ折り」のようなDM折りなどが該当する。 |
原稿の濃度は印刷物では網点の大小で表現されるが、その際、網ポジや網ネガを作成するときに使用する製版用スクリーンのこと。 |
写真画像等の絵柄の調子再現における明暗の対比をいう。 |
明暗の差が大きいことを「コントラストが強い」または「硬調」、差が小さいことを「弱い」または「柔調」という。 |
上質紙、中質紙をベースに1平方メートル当たり15グラム程度の コーティングを施した印刷用紙。 |
ベースとなる用紙と塗工量でA2コートとB2コートに分けられる。アート紙に比べて安価だが、発色効果は劣る。イミテーションアートともいう。 |
コート紙とは表面がコートに加工されている紙のことを言います。紙に艶がある状態です。A3サイズ程度までの小さなポスターにも使われる用紙です。発色の良さが魅力ですが、傷がつくと光の反射で目立ちやすく感じる面もあります。
表面を白く加工仕上げした白ボールと呼ばれるボール紙の中で、最も広く使用されている素材。 白板紙の生産量の約50パーセントを占めるこの紙は、その需要の高さから既成サイズが非常に豊富であり、生産者側としても利用しやすい。
2枚以上の紙を貼り合わせること。 |
絵本の表紙などで、印刷した紙(アート紙・板紙など)を板紙(チップボールなど)と貼り合わせて厚みや強度をもたせること。 |
紙状のプラスチック-フィルムに印刷が出来るように加工を施したもの。 |
耐水・耐油性に優れ、屋外の使用にも耐えらるため、ポスターやパネルなどに利用される。 |
複製の写真を1枚の写真に仕上げた版を合成版と呼ぶ。 |
毛抜き合わせによる合成と、一方の写真原稿を切り抜き、他の写真原稿にはめ込むなどの方法がとられる。 |
ポイントとともに活字の大きさを表す単位の一つで、初号・1号から8号がある。 |
この単位は日本特有のものである。 |
書体の一つで縦横が同じ太さの太字。 |
欧文書体のサンセリフ系(セリフのない書体)の文字に似せてデザインされている書体で、明朝のようなウロコはなく、縦横の線のめりはりもない。 |
ゴチック系ともよばれる。「G 」「ゴ」「ゴチ」などと略して表記されることもある。 |
印刷物の文字の誤りのこと。作業者の不注意や原稿の不完全、データの文字化けなどの原因によっておこる。 |
ベタ刷りなどの場合に、尾を引いたような「むら」が出るという現象。 |
インキ付けローラーから図版へのインキの供給と需要のバランスが崩れることが原因でできる。 |
C、M、Y3色のインキの量を調整して理想的なグレーを再現するためのバランスを言う。 |
3Mスコッチカルフィルム 屋内外サイン用インクジェットフィルム
特徴:平面の部分への貼り付けに適しています。
材質:ポリ塩化ビニル
耐候年数:約4年
耐候性年数の数値はメーカーの試験結果に基づく予想される年数であり、
保証年数ではありません。
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