パネル出力製作の出力事例
パネル出力製作の出力事例です。
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【パネル】駐車場案内 フェンス取付 アルミ複合板
- 素材・媒体
- アルミ複合板+屋外用塩ビシート+マットラミ
- 出力機
- JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- B1サイズ(H728×W1030mm)
- 参考価格
- 製作費\11,600+施工費
クリニックの駐車場位置を利用者に周知するための看板(パネル)の製作・施工でした。
パネル自体は、5mm厚のB1規格サイズのアルポリック複合板(アルミ複合板、アルポリ)に、インクジェット出力した長期屋外用シートを貼りこんで製作しています。締め付け金具を使い外構フェンスにくくりつける方法で設置するため、パネルの上辺と下辺それぞれ等間隔に4ヶ所穴を開けています。穴を開ける箇所は辺から1cm以上離すことが原則。それ以下は穴を開ける際に板が割れてしまう恐れがあります。
設置方法に関しては、8か所に開けたそれぞれの穴にステンレス(スチール)バンドを通し、結束バンドの要領で外構フェンスにくくりつけます。最初に位置合わせをして固定するため、平行器を使用しながらまず上辺端2か所を留め、次にパネルがぐらつかないようギリギリまで締めながら下辺端2か所を留めてから、内側4ヶ所を括り付ける流れです。ステンレスバンドという名称は一般的に馴染がありませんが、結束バンドをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。配線をまとめる時などによく使用されているプラスチック製の結束バンドをご存じの方は多いと思いますが、屋外常設で長期使用予定の看板を既設フェンス等に括り付ける際にはステンレス製のバンドを使用することが一般的です。留め具の口にバンドを通し、締められる限界まで締め、留め具を引っかけて固定します。
賃貸駐車場や月極駐車場は様々な使用用途の車が出入りする場所であるため、利用者に混乱を起こさぬよう「分かりやすい場所に、分かりやすい(瞬間に内容を理解できる)デザイン」の看板やサインを設置する必要があります。このような看板は、利用者同士、また車同士のトラブルを回避することにも役立ち、交通誘導員の役割を果たしているとも言えます。
建植看板にするのか、はたまた横断幕で作るのか?といったようなサインの選定においては、車に乗っている駐車場利用者の行動・導線・目線を想定し、それらの要素と並行して看板(サイン)に費やすことのできる予算感を意識しながら最適なツールを模索します。こちらの看板(パネル)は予算内であることを大前提とし、入口に柵状のフェンスが既設されているという環境であったため、「屋外常設前提で、長い期間作り直さなくてもいいような丈夫な看板」というクライアントのご要望に応える形で、素材から取付位置までご提案し採用していただくに至りました。
アルポリック複合板