車両用マテリアルの出力事例
車両用マテリアルの出力事例です。
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【車両】車両ラッピング 車両ステッカー 車用ステッカー パートラッピング
- 素材・媒体
- 車用塩ビシート+グロスラミネート
- 出力機
- JV300
- 納期
- データ入稿~施工まで約2週間
- サイズ
- 約6㎡
- 参考価格
- 製作費\66,000+施工費\85,000
軽自動車に貼るシート製作と貼り込みを行いました。
<クライアント紹介>
クライアントは、食材・生活用品等の宅配サービス事業を行っている企業様です。サービスを通して自然や人との共生社会の理念として掲げられており、産地など生産環境にこだわった安心・安全な商品を取り扱っている宅配サービスとして既に広く周知されており、関東近郊ではお馴染みの方も多いのではないでしょうか。
<クライアント課題>
今回、クライアントは企業周知・問合せのきっかけとなるようクライアントの営業車にパートラッピング施工を希望されました。毎営業日使用される車なので、ラッピングをし自社営業車を広告媒体とすることで、車が走るエリア全てに広告内容を訴求することができます。実際、クライアントは営業車の他に宅配トラックにもラッピングを施すことで、エリアマーケティングにおいて安定的な成果を出してらっしゃいます。(余談ではありますが、筆者もクライアントのトラック&宅配員の方が宅配されている様子を見て初めてサービスを認知し、実際に問い合わせ、契約したという経験があります…30代・子有り家庭)
<製品について>
今回、当社にて一般車にラッピングをする際一般的に使用している車両用のシートを採用しています。メーカーサイトによると屋外対候6年とされているメディア+ラミの組み合わせです。施工箇所は、①車体左右ドア窓下部分と②後部ドア窓下部分の、計3か所でした。①は、(A)後ろドア部分の大判シートを貼り込んでから、(B)前ドア部分の切り文字シートを貼り込んでいます。(施工効率の観点から、材料は同じですが1枚絵に集約せずばらばらに製作しています)(A)上部を窓下に当てて位置決めをし、上からスキージーを使い下に向かって徐々に貼り込みます。ほぼ平面ではありますが、写真でご覧の通りドア下部に波々があるので、この部分はヒートガンを当てながら丁寧にシートを車体に追従させていきます。(B)貼り付け位置を記載した図面と見比べ、平行器を使って所定の場所に貼り込みます。
参考:
カッティングシートの貼り方講座
②に関して、①と同様上から下に向かって貼り込みます。ドアノブ部分はシート製作段階で形状カットするのではなく、施工現場でドアノブの形に合わせカッターを使用し切り抜きます(車体が傷つかないように細心の注意を払いながら)。ドアノブのような、シートを貼り込む際の”障害物”を避けながら貼り込む作業はやや難易度が高く、後発品が開発されていない現時点においては熟練の職人スキルが必要になる作業です。