懸垂幕の出力事例
懸垂幕の出力事例です。
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【懸垂幕】オリジナル幕製作 イベント幕 ターポリン製
- 素材・媒体
- ターポリン 屋内外 幕用 非粘着白シート 屋外耐候性1年未満 オリジナル印刷可 防炎認定申請可能
- 出力機
- JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- H1500×W800mm
- 参考価格
- 非公開(参考価格は上記「素材・媒体」のリンク先参照)
懸垂幕の製作・取り付け施工を行いました。デザインはクライアントより完全データを支給いただき、幕の印刷製作~取り付け施工までを当社が担当させていただきました。
懸垂幕の料金一覧はこちら
関連外部リンク:
幕の参考価格(出力屋さん・幕)
■クライアント課題・当社からの提案
ビル屋上のイベントにおいて、会場の空間演出(イメージづくり)と看板としての役割も兼ねた懸垂幕製作のご依頼をいただきました。
看板の中でも幕製を希望された経緯として、イベント自体が短期であることと貸しスペースへの設置という背景があり、設置と撤去のしやすさを重視されておりました。
今回、あまり他に例を見ないユニークな設置方法となりました。
設置する環境として上部に柱があったため、懸垂幕を紐で柱から吊るす方法を採用いただいた形です。ただし、吊るしただけだと風でめくれあがってしまったり、意匠面が固定されず看板として機能しない可能性があるため、幕の下部は排水溝器具に紐でくくることで、幕がなびかないようにしました。
懸垂幕・横断幕・タペストリーを採用するメリットは、撤去がスムーズで、丸めて収納すれば再利用が可能であるという点。(糊付きシートの場合は、撤去の際糊残りや基材や塗装を剥がしてしまう恐れがあるため慎重になります。また。一度貼って剥がしたシートは基本的には再利用ができません)また、紐を括り付けられる設置場所があれば…という前提にはなりますが、比較的どこにでも設置できるという汎用性の高さにあります。
■製品について
ターポリンに対し、デザインをインクジェット出力した仕様です。ラミネートはかけておりません。
加工について…
印刷したターポリンを指定されたトンボに沿ってカットします。切りっぱなしだと糸のほつれ等が起こり見栄えに影響するので、四方にロープを入れ、縫製加工します。
次に上辺を袋加工+両端にハトメ加工、下辺にハトメを等間隔に4ヶ所打ちます。上辺の袋加工には塩ビパイプを通すことで、意匠に一貫した張りをもたせる役割があります。
関連ページ:
幕の加工種類(ハトメ加工、袋加工、両面加工)(出力屋さん・幕)
関連用語:
トンボ袋加工ハトメ
なお、ターポリンのカットは弊社加工機のZUND G3にて行っています。大型出力物のカットもお手の物です。
関連ページ:
ZUND G3
■施工について
上記製品を現場に持ち込み、1人工にて設置しています。紐の長さを調整したり適宜テンションをかけて、空中でズレがないように調整しました。作業は1~2時間程度で終了しました。