壁用マテリアルの出力事例
壁用マテリアルの出力事例です。
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【壁】壁面シート 壁面装飾 オリジナル壁紙
- 素材・媒体
- 屋内外 平看板用 糊付き白シート マット(艶無)ラミネート 屋外耐候性3年 平滑・平面基材対応 オリジナル印刷可
- 出力機
- JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- H2700×W3000mm
- 参考価格
- 非公開
オフィス内のミーティングルームに、オリジナルデザインのシートを貼り込みました。デザインはクライアントより完全データを支給いただき、当社はシートの製作から施工までを担当しております。
オリジナル印刷可能な壁面シートの種類、各種特徴・価格はこちら
■クライアント課題・当社からの提案
壁面装飾として、会議室(ミーティングルーム)の1面にオリジナルデザインの壁紙を貼りたいということで、ご相談をいただきました。
壁の色やデザインの違いというのは"ちょっとしたこと"ではあるのですが、それによって会議室を使う方々の気分も変わりますから、無意識下でも視界に入る部分に着目することって大事ですよね。
今回、シート(壁紙)を貼る壁面の表面は「(焼付塗装された)スチール製」かつ、表面に目地や凸凹がない「平滑・平面」でした。平滑平面のスチール壁面は、弊社インクジェットシートとの相性が抜群です。
というのも、私たちが初見の壁に対してシートを選定する際、そもそも「貼れるのか」という点と「きれいに剥がせるのか(糊が残らないか、剥がした際ニスや塗装を一緒に剥がしてしまわないか等)」という点を懸念します。
焼付塗装されたスチール製壁面のほとんどは、弊社取り扱いのシートを貼る上でこの2点をクリアしている実績があるので選定に時間がかからない上、長い目で見てお客様にとって最適なシートを提案することが可能だからです。
もう一点、凸凹や目地の目立つ壁面に粘着シートを貼るとき、手慣れていない方が施工すると伸びてしまったり千切れてしまうなど失敗が起こりやすいため、熟練の施工技術費用がかかり施工費が通常より高くなる傾向があります。
今回の形状の壁においては比較的初心者でも貼りやすく、多くのお客様にご納得いただける価格で提供することが可能です。
お客様のご予算と、屋内×長期使用目的ということを踏まえ、今回選定したシート素材は下記製品です↓
屋内外 平看板用 糊付き白シート マット(艶無)ラミネート 屋外対候性3年 平滑・平面基材対応 オリジナル印刷可
工事現場の仮囲い広告や、駅看板にも使用されている屋外短期用(3年目安)のシートです。
主に屋外用途で使用されていますが、雨風に晒されることのない屋内では3年以上の美観保持が期待できる製品です。(保証値ではありません)
■製品について
シートは2層構造で、ベースフィルム(インクジェット印刷するシート)として屋外短期用フィルム、その上からマット(艶無し)ラミネートを貼り合わせた構造です。
シートの最大出力幅を考慮し、お客様から1枚もので頂いたデザインを当社オペレーターが縦に3分割したデータに組み換え、出力しています。
■施工について
2人工にて午前から貼り付け開始し、正午あたりで作業が完了しました。
位置合わせ→本番貼り込みという手順です。まず、シート上辺の剥離紙を数センチ剥がし、壁面上部にぴったり隙間なく合わせ貼る位置を確定させます。次に剥離紙(ライナー紙)を少しずつ剥がしながら下に向かって貼り込みます。
スキージーという施工用具を使い、しわなく気泡なく丁寧に貼り込みました。
■装飾効果について
会議室の雰囲気が明るくなり、社内ミーティングの活性化に加え、顧客対応時も会社ブランディングやイメージアップの効果が期待できます。